広東ゴルファー日記

香港とゴルフが好きな医学生投資家が毎日のことをつらつらと書く日記です。

【医学】検察のあたまはいとおかし【広東ゴルファー】

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こんばんは。広東ゴルファーです。

 

くだらない話です。乳腺手術後に患者のせん妄によって錯覚したと思われるわいせつ事件の話は記事にさせてもらいました。もし事件の内容を知らない方がいましたら一度目を通すと理解が早いと思います。

↓こちらです。

 

cantonesegolfer.hatenablog.com

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第一審で無罪判決が出たこの事件ですが、何度も繰り返しているように、検察側の捜査が杜撰だったために起きている悲劇です。もっとちゃんとやっていれば起訴することもなかったでしょうし、この医師の人生が狂わされることもなかったです。

 

端的に言って立証不能です。定量検査をすべきなのにせず、証拠を処分しているため再検査不可。せん妄状態か否かの証明は無理だが、せん妄状態であった可能性は示唆されている。状況証拠は被告人側の医師に有利なものばかり。診察過程で付着したと思われるDNAとせん妄状態にあったと思われる被害女性の証言のみが検察に有利な証拠です。

 

さて、これでどうやって検察は戦うつもりなのか。もしこれでひっくり返って有罪なんてことになったら全国の医師が立ち上がりかねません。大野病院の時も全国で運動が巻き起こり、結果として「検察のあたまはいとおかし」ということを知らしめることになりました。

 

今回の起訴だけでも、「ああ、やっぱり法律家は医療の現場を知らないし知らないままで捜査したんだな」という認識が医療関係者の中では広まっていますし、これがメディアで取り上げられるようになり全国民が知ることとなれば検察が叩かれることは必至です。個人的にはぶっ叩かれてほしいなと思います。

 

 結局プライドなんでしょうかね。検察側は明らかに無理筋を通そうとしていますし、裁判の過程が「あ、これ起訴ミスったな」と察するに十分なものだったと思われます。すべての検察官がそういうわけではないのかもしれませんが、組織としての体制はプライドが先に来てしまっているんだと思います。

 

「検察のプライドにかけて最高裁まで持っていけ」とでも言われているのでしょうか。旧態依然ここに極まれりということでしょうか。ここらへんは僕の妄想垂れ流しなのでごめんなさい。なんにせよ早く被告人の医師の方に無罪を確定させてあげて可能な限りの補償をすることが一番大事なことなのではないかと思いました。

 

ちょっとヘイトがある文章でしたね。気分を害された方には申し訳ないです。