【株】利確と損切りはいつするべきかという話

こんばんは。広東ゴルファーです。

先日SPXLのインバースETF、SPXSを購入してみました。詳しい説明は省くのですが相場が下がったら儲かるぜ！というやつです。

cantonesegolfer.hatenablog.com

 べあー！！！

というわけで下がらないかなぁ、下がらないかなぁ、と虎視眈々？くまたんたん？と狙っていたわけですが、なかなか下がりませんね。

まあ、上がり続けることは無いので良いです。どっかで５％位落ちてきたらそれで15％の利益ですから利確してSPXLを買いなおします。そんなうまくいくわけｗｗｗ

さて、今回伝えたいのは利確、損切りの話です。株式投資をするうえでこの２つは必須スキルと言われています。しかしながら僕は違います。そもそも利確も損切りもするべきでないというのが持論です。解説していきたいと思います。

銘柄選びから失敗している

まず、ご承知してほしいのは、「利確、損切り」というのはどちらも株を手放す行為だということです。「そんなの当たり前じゃん！」と思うかもしれませんが、株を手放した際に得られるもの、失うものについて考えていますか？

得られるもの

・金

・安心感

失うもの

・配当

・優待

・その後の値上がりで得られる利益

配当や優待はある企業もあれば無い企業もあるので置いておくとして

「その後の値上がり！？値上がりするって分かってたら売らないよ！」

というのが大多数の意見でしょう。それに対して逆に聞きたいのは

「え？値上がりするかわからんのにその株買ったの？」

ということです。基本的に投資は負ける人が圧倒的に多いです。なぜか？「上がる株を買わないから」です。意味不明ですね、解説します。

絶対に株式相場は上昇する

まず、抑えるべき基礎中の基礎として「株価は絶対に上昇する」ということです。この場合の株価は「個別株」ではなく「世界全体の経済規模」です。

リーマンショックや世界恐慌というのは歴史上のイベントとしてありました。しかしながら今の株価水準は過去最高値です。チャートを見ていただければわかりますが、一過性に落ち込むことはあっても常に上昇しているのです。なぜか？

それは「みんなが儲けたい」からです。みんながいろいろなものを作成し、販売し、社会が進化していく過程においてはかならず経済は発展します。よく言われることですが「健全な経済は年間物価上昇率が1～2％」なのです。

つまり放っておくと基本的に物価は上昇するのです。物価が上昇すれば基本的に売り上げが伸び、企業の業績は良くなります。仕入れ値が上がることもままありますが(笑)。

あとはこれまで数十年単位で恐慌があっても生き延びていた会社が簡単にこけるというのは考えにくいのです。これまでも値上がりしていたのだからこれからも微弱かもしれないが利益は上昇していくだろう、ということです。

かぶ1000さんはPF(ポートフォリオ)を公開していらっしゃいますが、めちゃくちゃ堅い株ばかりです。低PER、低PBRで着実に増収しているような会社ばかりです。そういった会社は配当金も多いので年間を通じて10％位しか値上がりしなくても配当だけでもかなりの金額をもらえることになります。これは絶対に売るべき株ではないのです。

つまり、歴史ある大企業の場合は根幹を揺るがすようなスキャンダルがない限りは売る必要がない、売った後から値下がりすることは考えられない。ということです。同じ理由で損切りも必要ないです。20％含み損であっても5，6年の配当で帳消しになります。

スキャンダル、新興株は積極的に売るべき

会社の根幹を揺るがすというとタカタのエアバッグリコールのような問題がありますし、今だとボーイングですね。そういった場合は別ですが基本的に大企業といってもかなりの数がありますので分散しておけばそうそう直撃しません。

たまに直撃するかもしれませんが、そういった時は「これは負け」と思って売ればいいのです。大企業で復活の見通しがあるなら買うのもありですよ。30％位下がったらナンピンしていいと思います。

新興株は別です。5年間で9割が上場廃止を食らうといわれるマザーズのような市場を触るときは「いつからいつまで保有」「何％で利確、何％で損切り」と明確に考えて入るべきです。いつか下がってしまうので長期的に保有することはよほどの自信がない限りするべきでないですし、するとしても全力投資はダメです。

ベア側に回るときも同じです。僕の場合は今回のSPXSはそれを決めていますのであと3週間以内に決着させることは間違いないです。

まとめ

正しい株を買えば売る必要はない。損切りも利確も要らない。

ということで良いストックライフを～