【ラノベ】ようこそ実力至上主義の教室へ10を読み終えて【広東ゴルファー】
こんばんは。広東ゴルファーです。
さて、今回は珍しく読了感想記事です。以前の記事で哨戒した作品なのですが、衣笠彰梧先生の「ようこそ実力至上主義の教室へ」です。極力未読の人が見ても問題ないように書いたつもりです。
以前の紹介記事はこちらです。
cantonesegolfer.hatenablog.com
著作権上の問題から表紙をupできないので気になる人はググってみてください。とりあえずMF文庫のリンクを貼っておきますね。
なんつーか、全員スカート短すぎませんかね???まあこの絵師さんはR指定の同人誌も書いている方で絵もきれいですし、ラノベにおける学生のスカート丈ってどこの作品もこんなものですよね。なんというか読者の性別を意識してますね(笑)。
はい、で、中身の方なんですけれども一言でいうと「うん、だろうな」「これ3年生分まで書ききれるのか?」という2つです(一言とは)。
今作のストーリーは紹介されている通りです。クラスで投票して一人退学者を出さなくてはならない。そんな中クラスが疑心暗鬼に陥って、、、というものです。個人的にはその理由付けが弱いなぁと思いました。ここまでどのクラスも脱落者を出していないのにここにきてまでそれやるの!?という感じです。
当たり前ですがキャラクターというのは舞台から退場することもありますし、ずっと退場しないこともあります。人が死なない系の小説はその傾向が強いですよね。で、まあこの小説は今まで10巻分、ピンチになっても何とかしていく様子が描かれていたのですがこういった不可避の強制退場は「う~ん」と思ってしまいました。まあ、社会に出たらそんなの山のようにあるので何も不思議ではないので、「まあ解決するんだろうな」と思っていた読者を「いや、まて、この作者は切り捨てるぞ」と思わせる伏線回だったのかもしれません。
この作品はどれも前半に混乱&奔走パート、後半に謎解き&種明かしパートになっているのですが、まあ今回は頭の悪い私にも推理できました。むしろ「もうすこしひねってあるのかな?」と邪推してしまったくらいです。
もう一つの感想ですが、「風呂敷広げるの早くね?」という感じです。今のところ同期の生徒、生徒会長という敵がいたのですが、別に解決していないまま新たなる敵「大人」が出てきてしまいました。次の話で同期には決着するようですが、個人的には同期より生徒会長のほうが雑魚っぽいと思っているので少し腑に落ちません。
ただ、このペースでいくとあと7巻以内には大人まで倒してしまうと思います。そうなるとラスボス「父親」になるわけで、それをどのくらいやるんやろ?という感じです。1年生編はなんだかんだ11巻まで続くようですので学年の進行ペースがけっこう変わっていってしまうのかなと思います。
ま、僕の想像は当たったためしがないのできっとどんでん返し回や絶望回などがあり物語自体も二転三転していくのだろうなぁと思います。楽しみですね。
さて、次はツルネ、SAO、緋アリあたりを読もうかな?
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