【脱洗脳】対反ワクチンにtwitter最強説【広東ゴルファー】

こんばんは。広東ゴルファーです。

読まなくても大丈夫ですがこちらの記事は↓の記事の後半になります。

cantonesegolfer.hatenablog.com

さて、「反ワクチンは目覚めさせるべき」「両親が反ワクチンで恥ずかしい」という話はしましたのでここからは「どうやって両親を反ワクチンから引き戻しているか」という話をしたいと思います。

まず、大前提として僕の両親は僕が中学生高校生の時も「反現代医療信者、民間療法信者」でしたので当然僕も「反ワクチン」でした。今思い返すと受験期2回あってノーインフルワクチンで通り抜けたのは無謀というほかありません。

学生というのは結構忙しいです。勉強に部活に思春期の人間関係にととにかく時間が消費されます。また、知っているつもりで「正しい情報へのアクセスの仕方」を知りません。「ｐ値？なにそれ桃？格安航空会社？」みたいな感じです。僕もそうですし、大人ですら知らない人は多いです。仕方ないです、知る機会が少ないので。ですので簡単に他人の思想に染まります。特にセンセーショナルで「知っている人はすくないが、、、」という文言に弱いです。でももちろんこれも心理的に仕方ない効果です。

さて、そんな感じで反ワクチンの親に医療の闇(笑)を教えられた僕は当然のごとく間違った認識を持ちました。「ワクチンで自閉症になる」などと友達に「善意」で言っていました。ごめんなさい。幸いなことにそんな年からそういった話に興味ある人は少数ですのでおそらく影響は出ていないと思いますが。

それでそんな僕は大学に入ってからあるものを始めました。何でしょうか？これです。

そうTwitterです！(著作権かわせる写真がありませんでした泣)

「それがどう関わるねん」と思った方がいるかもしれません。実はこのSNS、非常に有用なのです。医師の方々にはtwitterをやっていらっしゃる方たちも多いです。インヴェスドクター先生とかヤンデル先生とかその他にも多くいらっしゃいます。で、そうした医師の方をフォローしていると当然医療関係の情報が流れてきます。そこには現役の医師の本音の情報があります。当然ネットの情報なので複数から確認を取る必要があるのですが、正直反ワクチンの喧伝するデマと違って専門性が異常に高くて見ただけで「あ、これガチ医師の人だ」とわかります。

まあ、インヴェスドクター先生は投資ネタと呼吸器ネタが多くてワクチンの話はそこまでですしヤンデル先生は「ワクチン2回打ってワクワクチンチンですね」とか言ってますが。なお、本学の授業でもおっしゃっていました。でもやはり学術的なtweetをされることもあり「ああ、やっぱり現役のお医者さんてすげーなぁ」と思っています。

話がそれましたがSNSで正しい医療情報をなんとか発信しようとしている医師の方々も多いです。ですので僕はtwitterを始めてからそういった方々のtweetを見る時間が増えました。すると今まで教えられていた医療の闇()というのがどう考えてもおかしいものになったのです。やはりSNS上にも反ワクチン主義の方はいるのですがその主義主張をことごとく信頼性のある情報筋から撃ち落としていく様を見て「ああ、周りが親ワクチンに洗脳されてたんじゃなくて俺が反ワクチンに洗脳されてたんだ」と気づきました。正直なまら恥ずかしかったです。中二病そっくりでした。

で、そういう情報を仕入れるようになってから親との会話でもそういった話を機を見て伝えるようにしました。伝え始めたころに30万円する体内毒素除去装置(笑)を買おうとしていたので非常に危なかったです。そんなのあるならとっくに病院が人工透析の代わりに導入してるっての！

伝え始めた当初は「それは学校で習ったことだろ？騙されているんだよ」「や、でもこの人は癌は食事で治ると言ってて、、、」とか言ってました。がtwitterで「反ワクチンの人が言いがちなこととそれに対する反論」というのがあったのでそれを覚えて戦いました。最初は知識が足りず反対質問に回答できないときもあったのですが、何回もやっているうちに慣れました。

あとは最終兵器「反ワクチン思想に染まるなら孫は抱かせない」「病気になっても診療しない」です。これは医学生か医師にしかできませんが「息子である僕を信じると言っておきながらそれ（反ワクチン）はあり得ない」と伝えました。流石に本気が伝わったようでした。

とかく反常識的なことを言う人たちの検索履歴は反常識ワードでいっぱいで片方の意見しか調べません。ですのでとりあえず片方の陣営だけの情報ではなくてもう片方の情報をしっかり調べるように伝えることです。それで調べないなら「バイアスかかりすぎてる。自分の信じたいもの信じているだけでは？」という反論が刺さりますし、調べれば多くの医師の方が難しい内容をわかりやすく伝えようとしているものがたくさんあります。

とにかく大事なのは「片方の陣営の話だけ聞かせないこと」です。

繰り返しになりますが、反ワクチンサイドは感情に訴えかけるような主張が非常に上手です(悪口)。ですのでまずは「反ワクチン思想に染まるのは仕方ない」という気持ちで説得することが大事です。その上で「バイアスがかかっていること」を本人に自覚させましょう。「反ワクチンが間違っているという主張の文を見たことある？」と聞きましょう。大抵無いです。そして「じゃあ少しずつでいいから反反ワクチン派の主張を聞いてみて」とお願いしましょう。

以上が僕の両親を反ワクチンから引っ張り上げようとしている方法です。10年近くそういった陰謀論的情報にまみれたせいでまだまだ先は長いですが必ず洗脳を解きたいと思います。

前後編合わせて4000字の過去最大ボリュームになりました。読んでいただきありがとうございました。