【株】一般教書演説を受けて【広東ゴルファー】
こんばんは。広東ゴルファーです。
本日の日本時間11時~13時くらいの間にアメリカで大統領による一般教書演説が行われました。先月に1か月以上の米政府機関の閉鎖があったのですがそれを一時的な予算で解除したまま行われた今回の一般教書演説は多くの注目を集めました。
間違いなく盛り込まれるだろうという内容はメキシコとの国境沿いに壁を建設することです。トランプ大統領が公約として掲げているのがメキシコとの国境の壁であり、その予算をめぐって与野党の対立が深まっていました。
さて、この壁の予算を出すために「非常事態宣言」を出すのではないかと言われていましたが、さすがにそんな事態にはならなかったようです。しかし変わらず壁の建設については態度を堅持しました。そのため今後も下院を握る民主党が予算を承認しないことが考えられます。
さて、先のアメリカ中間選挙では上院では与党が、下院では野党が過半数を獲得しています。このようなねじれの状態になることはままあることで両院とも野党が過半数だった時もあります。ただ、歴代の大統領は政府機関の閉鎖が続くと折り合いをつけるように政策を柔軟に変化させてきました。しかしトランプ大統領は一貫して壁の建設を訴えており、このままでは再度米政府機関閉鎖になると思われます。
またそれ以外の演説としては米朝首脳会談がベトナムで行われると決定したようです。世界が北朝鮮の非核化を望む中、簡単に金正恩が応じるとは思えません。おそらく非核化合意はなされないでしょう。経済制裁の緩和を要求しつつ完全な非核化には合意しないと思われます。そこらへんはトランプ大統領にうまいことやってもらいたいですね。
全体としては「攻めなかったな」という印象です。過激な発言で知られるトランプ大統領ですが今回の一般教書演説は普通の内容を普通に言っただけのように思えます。大統領選挙を見据えてあまり余計なことが言えなかったのかもしれませんが、もうすこし好き勝手言ってもらいたかったなぁというのが正直な感想です。
さて、株価はこれを受けてどのように推移するでしょうか。S&P500は連騰しているためそろそろ調整が入ると思われます。僕の持ち分もとりあえず利益が出る水準に来ましたので折を見て利確しようと思います。SPXLが45ドルくらいになったらですかね。
また、直接の関係は無いのですが日本株の調子が悪いです。実質賃金がマイナスという統計がでましたのでそろそろアベノミクスも終わりでしょうか。今~東京オリンピック後1年は不況が来ると思います。実質賃金マイナス&企業の業績も悪化しています。企業の業績は米中貿易戦争による影響も少なからずあったと思われますが、個人的に嫌な予感がしますので、NISAに入っている分も損切りするかもしれません。
ちょっと株の成績が悪すぎるのですが、仕方がないです。貿易戦争による景気悪化だと助かりますがはたしてどうなることやら、、、