【投資】仮想通貨を触らないたった一つの理由
こんばんは。広東ゴルファーです。
皆さんは何に投資していますか？僕は株一本です。
FXをやっている人や債券投資、原油先物なんかをやっている人がいると思います。
Twitterにはいつも年初来+の人ばかりのtweetが流れてきて嫉妬というよりも凄いなと感心してしまいます。そういう人たちのプロフ、Twitterではbioと言うらしいですが、を見ると時々「仮想通貨」という単語が入っています。
僕は「へぇ。仮想通貨やってるんだ。」フォロー外しポチィって感じです。仮想通貨投資をしている人の投資手法は絶対に僕と合わないのです。数多くの仮想通貨投資家がいるのに絶対と言い切れるのはなぜか？
それは、仮想通貨が絶対に値下がりするものだと思うからです。理由を解説していきます。
１、仮想通貨とは
仮想通貨ってなに？
仮想通貨というのはインターネット上における鉱山から掘り出してくるようなもんです。インターネット上に鉱脈があってパソコンで複雑な計算をすると発行されるということです。ぶっちゃけ詳しい仕組みは複雑すぎて厳しいです。
作成者は？
仮想通貨＝暗号通貨の技術を世に広めたのはサトシ＝ナカモトという正体不明の存在です。正体不明の人が作ったのだから怖い、、、というのは違うと思います。ライト兄弟に会った人は少ないでしょうが飛行機には乗りますよね？
飛行機は仕組みが分かっているけど仮想通貨はわからない？飛行機の仕組みだっていまだに分かっていないですからね。なんで気圧の差で揚力が生まれるのか？とか。
まあそんなわけで仕組みが分かってない、作成者がわかっていない、というのはそれほど大きな問題ではないでしょう。
改竄される可能性は？
例えばゲームのチートのようになにかツールを用いて所持している仮想通貨を増量することはできません。これは仮想通貨の仕組みに依拠しているのですがP２P方式という、コンピュータ間で相互にやり取りを監視している仕組みが使われているためです。
２、仮想通貨の価値
仮想通貨はどの国のモノでもない
仮想通貨というのはインターネット上から掘り出してくるものですからどこの国の所有物ということでもありません。1億円分掘り出しても無課税です。しかし、ここに大きな問題があります。
どの国のモノでもない、ということはすなわちどの国も価値を保証していない、ということになります。1ビットコインの価値を決めるのは所有者たちということになるわけです。さて、値段を付けられるのでしょうか。
仮想通貨の価格決定因子
どの国のモノでもないために仮想通貨には価格がありません。しかしながら現実では仮想通貨が1ビットコインいくらで、という形で取引されています。なぜか？
メリット
仮想通貨にはメリットがあります。それはネット環境さえあれば一瞬で、個人的に送金できるということです。例えば僕が100万円を誰かの口座に振り込もうとすると振込手数料がかかってしまいます。当然額が大きくなれば手数料も増大し、ばかにならない手間になってしまいます。
しかし、仮想通貨を用いるとそうした送金が一瞬で完了します。データをポン、っと送るだけで終わりです。つまり利便性が高いのです。これがメリット。
利便性が高い、ということに日本円でいくらの価値があるのか？私は知りません。しかしながら例えばAMAZONで使える！、旅行先のデパートで使える！となると両替手数料がなくなって非常に便利になるかもしれません。ということで技術的には非っ常に画期的であると思います。
デメリット
このように利便性が高いのですがデメリットとしては「電子データである」ということがあります。電子データですから電気的な攻撃に非常に弱いです。また、追跡が難しいです。
例えば日本で現金輸送車を襲撃し、1億もって逃走したとします。1億となると簡単にロンダリング(資金洗浄)できません。どこかしらから足が付きますし、お札の番号を控えられているかもしれません。海外に持ち出すことができれば絶対安心ですが海外に持ち出すことが非常に困難です。
一方で仮想通貨を奪った場合、一瞬で地球の裏まで送金することができます。送金したPCをぶっ壊して捨てれば何処に送金したかは分かっても何処から誰が送金したかはわかりません。その後に適当な国からアクセスして引き出せば万事解決！というわけです。
実際に多くの大手取引所がアタックを食らって(と主張)仮想通貨を奪われていますね。その後も追跡できたものの、犯人を見つけることも奪い返すこともできませんでした。
３、仮想通貨を買わない理由
下落した理由
仮想通貨の価値について述べましたね。実際に富裕層によって、利便性ゆえに現金持ち出しが難しい国：中国など、から仮想通貨をネット上に預けて日本で引き出す、といったことが行われていたわけです。
当然現金を仮想通貨と交換するわけですから価格がいったん上昇します。そして多くの投資家はそれを狙ったわけです。換金時に値段があがるから、その後に再換金されて値段が下がる、そこを突けばトレードできる。というわけです。
しかし中国政府によってそもそも仮想通貨の購入が規制されましたのでビットコイン需要が急落しました。その結果急落したわけです。それ以外にも様々な要因があります。
上昇後に確実に下落する理由
今後仮想通貨の価格が上昇するとしたら使える場所が増えた時でしょう。例えばAMAZONで仮想通貨決済ができるようになれば決済手数料が大幅に削減でき、利便性も非常に高まります。お、いいじゃん！と思った人は騙されます。
AMAZONは絶対に仮想通貨決済を認めません。まず、仮想通貨決済は足が付かないのでAMAZONのような大企業の場合、米政府が許してくれません。粉飾決算し放題になってしまいます。
仮にAMAZONで仮想通貨決済が可能になったとします。すなわち非常に利便性が向上するわけですから仮想通貨の価格は上昇します。
さて、仮想通貨で何か家電製品を購入したとします。仮想通貨はAMAZONに渡ります。するとどうなるか？AMAZONは即座に仮想通貨を現金に換金します。ということで価格は上昇しません。ビックカメラで仮想通貨決済が可能だったのもそのシステムを作成していたためと考えられます。
世界全ての店舗で仮想通貨取引が可能になれば別ですが、結局現金の方が国による価値の保証があって安全です。ですので基本的に仮想通貨はすぐに現金に換金する方が良いのです。
ということで仮想通貨によるトレードで財を成そうとすると大抵の場合、高値掴みになるということです。
こちらで仮想通貨の価格チャートを見ることができますが、まあ長期で見ると値下がりしていることが分かるでしょう。超短期なら儲けられると思いますが、まあ投資ではなく博打ですね。やりたい人は頑張ってください。
ということで僕が絶対に仮想通貨トレードをしない理由でした～
