【医学】コウノドリを見よう【広東ゴルファー】
こんばんは。広東ゴルファーです。
例によってアマゾンプライムからドラマやアニメを見ているのですが、コウノドリ、というドラマを見てみました。もともと知人に勧められていて興味があったのでせっかく無料なら見てみるか、という気持ちで見てみました。
僕は性格が悪いところがあるので、「ちゃんと医療現場に即してるのかなぁ」と粗探しをする気持ちで見ました。昨今、医療関係のデマは多く、メディアの放送内容が間違っていることさえあります。ですので果たして「コウノドリ」はどのくらい正しいのか?と思って見ていました。
かなり正確に描かれている
結論から言いますと、「非常に丁寧に再現されている」という印象です。もともとの原作の漫画「コウノドリ」は実際の産婦人科において産科医の仕事を追っているものであり、原作者の鈴ノ木ユウ先生が丁寧に描いています。
その影響もあってかドラマの内容も非常に丁寧に描かれていて、「お産に絶対はない」「どちらか選べ、どちらもリスクはある」といった内容がはっきりと描かれています。
いちゃもんと感想
まだすべて見終わったわけではないのですが「初期研修医がいない」「妊婦さんのむくみがない」「当直後なのに肌ツヤが良すぎる」ということ以外は気にならないです。もちろんドラマですから余計に登場人物が増えるのも見にくいですし、実際の妊婦さんではないでしょうからむくみや、当直後の肌ツヤなんてのはただのいちゃもんです(笑)
個人的な話を言うと「先天性風疹症候群」の話は原作が無料公開されたときに読んで泣いてしまいましたし、ドラマでも泣いてしまいました。最近涙もろいんですが、歳のせいですかね?(20代)
あとは星野源さん演じる四宮先生でしょうか。い~いキャラしてますねぇ。序盤は非常に厳しい人間として描かれていますが、要所要所で良くも悪くも人間らしさが出ていたり、やさしさある行動をしたりと、、、う~ん、伝えにくいですが、割と萌えますね。
コウノドリのまじめな感想
コウノドリは非常に良い啓蒙になると思います。例えば妊娠時に喫煙をすることがどれだけ危険なのか、風疹に罹ってしまい先天性風疹症候群の子が生まれるとどうなってしまうのか、など、医師はその危険性を十分認識できているが実際の、医療知識のない患者さんが理解を深めるには非常に良いものだと思います。
医学生の一個人としても「こういう世界で生きるのか」「自分にはできるだろうか」といったことを自問するいい機会をいただけたと思います。まだ見ていない話もあるのですがきわめて正確かつ、ある意味残酷に描かれていて今このドラマを見ようと思ったことは今後に必ずつながるなと感じています。
原作を読んでみたいと思った方は↓からどうぞ~