広東ゴルファー日記

香港とゴルフが好きな医学生投資家が毎日のことをつらつらと書く日記です。

【株】売ります。【広東ゴルファー】

こんばんは。広東ゴルファーです。

 

単純明快に結論を述べると、SPXLを売ります。なぜこういった方針になったのか説明していきます。

 

まず、想像以上に雇用統計が良くなかったです。アメリカの2月の雇用統計は市場予想+18万に対して+2万人と予想を大幅に下回る結果となっています。これは単純に考えて景気後退シグナルといいと思います。

 

まあ雇用統計をそこまで重視しているわけではないのですが、単純に自分から見てそれほど大きく跳ね上がるということが考えにくいかなというのが理由です。SPXLは値動きの激しい銘柄です。ですので仮にチャンスを逃して高騰してしまったとしてもまた元の水準に戻ってくると考えられます。

 

単純に材料がないというのもあります。北朝鮮の核放棄が成立せず、再度緊張感が高まっていますし、米中貿易会談も延期されましたので今後の米国経済の先行きは不透明です。加えてメキシコとの国境に壁を建設する予算についても議会承認が得られることはないでしょう。

 

明らかに米中での関税の掛け合いが始まってから世界経済は失速していると思われます。それに加えて2020年はオリンピックですのでただでさえしんどい日本経済はとてつもないダメージを受けるでしょう。間違いなく日経平均20000を割るタイミングが訪れます。その時に私は現金を持っていなくてはいけないのです。泡沫投資家にとって買うタイミングがかなりのウェイトを占めていると思います。

 

ですので早めの売却を行いまた下の方で待つことが重要です。あの年末バーゲンの時に言われていたことですが2019年は現金が最も安定した資産となるとのことでした。その時は「ここから1年間の予想なぞあてにならんだろう」と思っていたのですが、少しずつメッキがはがれてかなり失速している気がします。今後の先行きは不透明なのでまあ売ってしまえ、という感じですかね。

 

約定するか微妙なところですがしっかりと損をしない立ち回りでいきたいと思います。