広東ゴルファー日記

香港とゴルフが好きな医学生投資家が毎日のことをつらつらと書く日記です。

【ツルネ】ありがとう京アニ【広東ゴルファー】

こんばんは。広東ゴルファーです。

 

ツルネの最終回ご覧になりましたか?僕は普段睡眠時間が削られるのが嫌でリアルタイムでの視聴をしないのですが今回だけは!と思ってリアルタイムで視聴しました。

 

突然ですが皆さんは「筋肉体操」ってご存知ですか?少し話題になりましたよね、外国人庭師の人や弁護士の人が出てきて筋トレするNHKの番組です。「いきなり何言いだしてんだ」と思ったそこの方、NHKでリアタイ視聴してないですね(名推理)。

 

何かというとツルネのちょうど前の番組が筋肉体操なんですよ。僕がリアタイ視聴したのは13話が最初だったので筋肉体操を放送しているとは知らなかったのです。リアタイ視聴組としては当然3分くらい前にテレビを点けますよね?それでちょうど筋肉体操が終わりに差し掛かっていたところだったんです。

 

内容はスクワットでした。僕は筋トレオタクじゃないのでわかりませんが速くやるタイプのスクワットで30s→10s休憩→20sで死力を尽くせ!みたいな感じでした。最近運動不足で体重が気になり始めていたのでやってみたんですよ。

 

地獄でした

 

終わった後は倒れこむようにして突っ伏してしまいました。そこで始まるツルネ、風舞の決勝までのハイライトが流れさわやかさを感じさせる中、心臓ばっくんばっくんいわせながら床に倒れている私。これぞchaosですね。

 

ここまで前書きです。500字も使って前書きしてしまいました。

 

そんな感じでツルネの視聴を始めたんですが5分くらいで放送が終わってしまいました。あっという間にエンディングに入ってしまい、「は!?まだ5分くらいしかやってなくね?」と思って時計を見ると20分経過していました。放送予定時間は25分でしたのでendingの後にすこしだけ内容がありました。

 

簡単に言うと流れがスムーズすぎて時を忘れて没頭してしまっていた、ということです。湊にとっては早気、愁、雅さんの事故などたくさんのストレスがあった中、団体戦でみんなと引く弓を楽しんで引いているんだなということがすごく強く伝わってきました。

 

内面の描写は湊しかないのですが、それでも「ああ、湊は一度失ったものを取り戻したんだな」ということがよく伝わってきました。大会後に愁に心の中で「俺は自分の弓を引くよ」というシーンも「ああ、成長したんだな」と感じさせる部分でした。

 

個人的な思い出を言わせてもらえば弓を引きながら軽いトランス状態になることはありました。前に人がいる状態で的中が続いてくるとどうやっても外れないような感覚になってくるんですね。まあ現実は厳しいのでメンタルが揺らぐと外れるんですが。

 

総括するとこれは見てよかったなと思います。僕は弓道経験者ですので彼らの空気感や弓具の用語もよくわかっています。そのため弓道未経験の方が見てもストレスがあるかどうかはわかりませんが、少なくとも引き込まれるシーンがいくつかはあるはずです。

 

ツルネは面白いというよりは空気感が伝わってきて、視聴後に何かしらのさわやかさを感じるような作品でした。なんというか「考えるな、感じろ」というのがよくわかる作品です。うまく言えないです。あれほど2巻を買いたいと言っていましたが正直ここで終わるのもかなりいいと思うので悩みます(きっと買いますが)。

 

あとは高校生特有の甘酸っぱい友情が描かれていたのもいいですね。お互いに高めあっていくライバルってのはこういう、こういう高校生活を送ってみたかったな、もったいなかったかもな、と思わせてくれました。

 

とにもかくにもこんな素晴らしいアニメを作ってくれた京都アニメーションに感謝です。

 

ありがとうございました。