広東ゴルファー日記

香港とゴルフが好きな医学生投資家が毎日のことをつらつらと書く日記です。

【株】SBIの新システムについて【広東ゴルファー】

こんばんは。広東ゴルファーです。

 

皆さんがお使いの証券会社はどこでしょうか?楽天証券GMO証券、SBI証券などいろいろな証券会社がありますね。ちなみに僕はSBI証券を使っています。

 

ちなみに今回の記事はSBI証券の良さをほかの証券会社と比べてみたというものではないです。まあ、僕はほかの証券会社の手数料とか詳しくないので機会があったら調べて記事にしてみますが、今回は3月末にSBI証券で導入されるシステムについて書きたいと思います。

 

それは「OCO注文」「IFD注文」「IFDOCO注文」の3つです。もちろんSBIのアプリでもウェブでもすべてで注文に使えるようになります。ではこの「OCO注文」「IFD注文」とは何なのでしょうか?恥ずかしながら自分は知りませんでした(汗)。

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まず、OCO注文とは「指値と逆指値を同時にできる」注文方式です。例えば、「400円で売り指し、300円で売り逆指値」や「400円で買い指値、500円で買い逆指値」ができるということです。

 

これにより俗にいう「スケベ指値」を行う必要がなくなりました。「スケベ指値」とは「買い指値を入れたもののどんどん値段が上がって指値の注文を訂正して買う指値」です。売りはその逆です。この場合OCO注文では指値約定or持ち越しですので板に張り付く必要がありません。また、実際に出される注文は片方だけで、逆条件に刺さった場合は注文訂正として扱われるので「値動きが激しすぎて上下両方刺さってしまった」ということにはなりません。

 

次にIFD注文についてです。IFD注文とは「買いと売りを同時にできる」注文方式です。例えば「400円で買い指値と同時に500円で売り指値」を行えるというものです。買い→売りの順序は固定で売りから入ることはできません。まあ、これは単体でのメリットは薄いです。買いを確認した後にまた改めて売り注文を出せばよいので、「忙しくて板に張り付けないが急騰&急落するイナゴ株を扱いたい」というニッチな人以外は必要ないです。まあ「目を離したすきに急騰したら利確したい」という人にはいいかもしれません。

 

最後にIFDOCO注文です。これはIFDの強さがかなり発揮されています。なにかというと「買い指値と同時に急騰急落用に売り指値&売り逆指値」が可能という注文方式です。IFDを基本にするため買い→売りの順序は固定ですが、板に張り付けない人でも「イナゴ株に触って一瞬で勝負を決めて撤退」ができるようになります。

 

イナゴ株はバイナリオプションと一緒です、なぜ上がるのか、なぜ下がるのかわかりません(経験者は語る)(泣)。ですのでそもそも触らないor即時撤退が大原則です。で、このIFDOCO注文ではその即時撤退がシステマティックに行われるので無駄な時間がかかりません。イナゴ株はPWを入力している間に損益が拡大したりしますので。

 

もちろんそれ以外にも注文し忘れ等のミスを防止できると思います。自称長期投資家としてはOCO注文の導入が非常にありがたいです。急騰した場合に手を離せますし、急落した場合も同様なので板に張り付く必要がなくなって楽です。

 

この記事は図を導入していませんので読みにくいかもしれませんがほかの方もOCOとIFDについて書かれていますのでわからなかった方はそちらをご覧ください。

 

手数料的にもシステム的にもSBI一強になるかもしれませんね、もしくはほかの証券会社も導入するかも?