広東ゴルファー日記

香港とゴルフが好きな医学生投資家が毎日のことをつらつらと書く日記です。

【風邪】風邪予防にマスクが無効!?【広東ゴルファー】

こんばんは。広東ゴルファーです。

 

北海道はすっかり気温が下がってしまい完全に雪景色となりました。10℃位から一気に氷点下に冷え込んでああ、冬になったんだなと感じています。

 

気温が急激に変わると、季節が変わると、病院は大忙しです。よく言われることですが季節の変わり目には風邪を引きやすいのです。また、体温調節をする自律神経にも負担がかかり体に負担がかかります。

 

風邪とともにやってくるのがインフルエンザの流行ですね。
学級閉鎖を経験したことのない人はほとんどいないと思います。学校というのは伝染病のパーティです。閉鎖空間で常に近距離に人がいて呼吸をしているので簡単にウイルスが体に入ってくるわけです。体力が落ちていると簡単に感染し発症してしまいます。

 

それを防御する手段がいくつかありますね。体力を保つという点では睡眠、食事、運動を心がけることです。
ウイルスの体内への侵入を防ぐためには手洗い、うがいですね。マスクの使用はどうなのでしょうか

 

予防でマスクをしている人をやはり沢山見かけますが、マスクは"予防"には効果がないとする論文も出ています。原理的にはウイルスはものすごく小さいものなのでマスク程度の密閉性では簡単に通り抜けてしまうということですね。僕もその論理には賛同します。ではなぜマスク着用を勧めるのでしょうか。

 

ウイルスの感染は基本的には感染者の咳やくしゃみに含まれるウイルスが壁やその人自身からから飛んできて体に入るのが一般的です。これを飛沫感染といいます。つまり唾液が飛ぶことが問題なのですね。もちろん目に見えるレベルではないのですが。
マスクをすることで唾液の飛散はかなり防止できるでしょう。つまり感染した人が外にウイルスをまき散らさなくなるわけです。

 

というわけでマスクを予防目的で使用することの効果は薄いかもしれませんが風邪になったらマスクをつけるということは重要です。特に学校では非常にたくさんの咳やくしゃみを浴びることになりますので(10mくらい離れてても届きます)簡単に伝染病が蔓延してしまうのですが風邪気味になった段階でマスクを着用することで感染者をへらせるかもしれませんね。

 

 

あとはしっかりとインフルエンザの予防接種を受けましょう。予防接種を受けても発症してしまうことはありますが、重症化を防ぐことができますし治療のために予防接種を受けることができない子に対して移さずに済むかもしれません。(これを集団免疫といいます)北海道はそれほどですが風疹がワクチン未接種年代の人たちで大流行しているようです。妊婦さんが感染すると赤ちゃんに先天性風疹症候群という、失明や難聴を引き起こす病気が発症するかもしれません。見えない加害者にならないようにワクチン接種をおすすめします。

 

 

メガネかけてると曇って煩わしいですよね。