広東ゴルファー日記

香港とゴルフが好きな医学生投資家が毎日のことをつらつらと書く日記です。

【学校生活】医学生なりにいじめをやめさせる方法を考えた

こんばんは。広東ゴルファーです。

 

学校生活を送るうえで「いじめ」というのは確率的に誰しもが遭遇しうるものです。

実際に僕もいじめの被害者になったことも、そして加害者になったこともあります。

 

加害者になったのか。見損なった。と思う人もいるかもしれません。ごめんなさい。

言い訳の様ですが僕は直接的に被害を与えたことはないと思います。思う、という表現なのは「犯行は忘れるもの、被害は一生恨むもの」ということを反映しているつもりです。

 

でもいじめは「直接被害を与えてなくても」、「いじめを見て、そこで何もしない」という行動をとった段階でいじめられている子にとってはあなたは加害者なのです。

 

ただ、その場にいた僕は何を思っていたのでしょうか。

もし、「いい気味だ」と思っていたならそれは加害者マインドですし、「見たくないからいじめをやめてくれ」と思っていたならそれは被害者マインドです。

 

さて、当時の若かった僕はどうしたらいじめを潰せるかわかりませんでした。ネットで検索してもよくわからないイキリ方しか出てこなかった記憶があります。

大人になって当時を振り返った今だからこそわかる方法というのがたくさんあります。

 

だからこの記事は「いじめをぶっ潰したい」と考えるすべての人にとって有用なものであるように書きます。

ぶっちゃけるとどの年齢層でもいじめは存在するのですが、とりわけ自分にとっての社会が狭い学生時代のいじめを中心に書いていきます。

 

 1、いじめられる側にも原因がある、という論理について

まず、一番つらいいじめられる側のサイドに立って書きます。

 

よく、「いじめられる側にも原因がある」という話を聞きます。これは嘘です。

結論から述べると原因があろうとなかろうと「いじめ」という手段に出る段階で悪いのは加害者側なのです。

 

たしかに最初に何かしらの不快な行為をしたのは被害者側かもしれません。しかしその行為に対して「不快だと告げる」「先生などを挟んで話し合う」といった対処を撮ればいい話なのです。

大人の対応をしなかった時点でいじめる側が100悪いのです。少なくとも僕はそう考えています。

 

だからもちろん「お前のあの行為が不快だ」「あれを続けるなら仲良くはできない」ということを告げるなら問題ないのでは?と考えています。もちろん社会通念に照らして異常な行為に限りますが。

2、教師は学校生活において最強の存在

今の日本ではいじめに関するニュースはほとんど毎週のように見かけるような社会です。

その中で、痛ましいことに自殺してしまったケースも多く報道されています。

 

そしてその際に学校側の隠ぺい体質や、教師も一緒になっていじめていた、と報道されることがあります。

 

学生という立場にあって社会のすべては学校と言っても過言ではないでしょう。朝8時から部活も含めれば夜6時くらいまでずっと学校で過ごすわけですから。その過程でクラスメイト40人は固定でずっと授業を受けるわけです。

 

そんな非常に狭い環境において教師は「警察であり、政府であり、裁判所である」と思っています。

どんなクラスだとしてもそこには担任がいて学級崩壊を迎えないように調節しているのです。

 

だからこそその教師がいじめる側に立ったらどうなるか、警察、政府、裁判所を敵に回して生きていけますか?ということを考えてほしいのです。

3、だれも助けてくれないなんてことはない

教師までもが敵に回るような凄惨ないじめの報道を見るたびに考えてしまうことがあります。

中学時代は「良い先生に巡り合えていてよかった」と考え、

高校時代は「いじめられる側にいなくてよかった」と考え、

大学時代は「そんな教師はゆるせない」と考えています。

 

まず、結論として伝えたいのは「必ず味方がいる」ということです。

絶対に助けてくれる人はいます。

友人、教師、親、そして社会です。

 

友人、教師が信用できなくても親はどうでしょうか?大人になった親だからこそしっかりと対応してくれるかもしれません。

親でダメならNPO、チャイルドライン、などの手段を使って相談しましょう。場合によっては警察を呼んで被害届を出しましょう。絶対に力になってくれます。

 

特にNPO、チャイルドラインは大事な相談先です。もしあなたがどうしようもなくなっているならそういったところに相談するのもいいかもしれません。

僕でも良ければ相談に乗りますが、基本的にネット上のつながりをあてにしない方がいいです。

4、大事にしたくないという思考

いじめというのは発覚すると非常に多くのイベントを迎えます。教師からの事情聴取、被害者と加害者の話し合い、保護者を呼ぶ、場合によっては警察の介入です。

 

色々と大きなイベントを迎えなくてはならず、ましてやそれが受験の直前、全国大会の直前、となるといじめの事実を伝えるのに躊躇するかもしれません。

 

ビビらず、ぶちまけましょう

 

教師陣からは「大事にしない方が良い」「お前の将来も傷つく」と言われるかもしれません。これらはすべて嘘です。

 

少なくともいじめられていた、という事実を持って就活、入試に不利が付くことはありません。逆はあります。

当然大事になった時に傷がつくのは加害者のキャリアと放置した学校側なわけです。

 

いじめられた側に復讐したい気持ちがある場合、そのタイミングを逃すと復讐できなくなる場合が多いです。公的システムを利用して正当に抗議することは禁止されていないです。

そして将来にわたって「自分は被害を受けたのにアイツはのうのうとしていた」という事実で後悔することになります。それが心の傷として残ることもあります。

 

僕はいじめとは違うのですが軽い傷害を受けたことがあって、それを大事にして相手のキャリアをぶっ潰してやればよかったと今でも考えています。

そしてそのことを考えているときに心の中にどうしようもない昏い感情が浮かんでくるのを自覚しています。すごく嫌な気分になります。

 

受験前とか大事な行事前とか関係ないです。人生は一度きりですから後悔のないようにしてください。あなたに正義があるなら正当な権利でもって戦うことができます。

 

5、頑張れ、負けるな、力の限り

僕の好きなフレーズです。アオアシからです。

 

僕はあなたを応援しています。こんなことは誰だって言えますが、それでも顔の見えないあなたが幸せであることを願います。

 

頑張ってください、いじめに負けず、力の限り生き抜いてください。

 

必ず誰かが助けてくれます。いやなら逃げてもいいです。でも立ち向かうことを選んでもいいです。かならず助けてくれる人が現れます。