広東ゴルファー日記

香港とゴルフが好きな医学生投資家が毎日のことをつらつらと書く日記です。

【スポーツ】高校野球が泣ける理由を勝手に考察してみた

こんばんは。広東ゴルファーです。

 

とりあえず何も言わず↓の動画を見てください。


100回目の夏 全力ファインプレー集 Sugar!! 【修正版】

 

なぜかはわかりませんでしたがこの動画を見た時、涙をこらえるのに必死でした。大学の講堂で昼休みに見ていたのでさすがに泣き出すわけにはいかないwwwと思いながら「あー、やばいやばいこれ泣く、泣くわ」ホロリという感じでした。

ドキュメンタリーではないけれど

幸いなことに誰にも見られなかったと思うのですが、たぶん泣いたときに一番驚いたのは自分だったと思います。だって、別にドキュメンタリーでも何でもないんですよ。

 

ひたすら好プレー、大阪桐蔭の根尾君から始まりますが、めちゃくちゃかっこいいプレーの数々、時々サヨナラホームランがあったりするだけで、あまり負けた選手の泣くシーンとか、誰々のためにプレーしているとかはないんです。ずっとファインプレーの連続です。

 

思うに、実況と曲、編集技術が動画に合いすぎているんです。熱のこもった熱い実況、かっこいい曲、そしてスローで再生されるファインプレーと選手の顔、ぶっちゃけyoutubeの動画の中で一番好きかもしれません。

献身性は心を打つ

ファインプレーというのは基本的に守備であと一歩届けば、というのが届いたときに発生します。もちろん言葉の意味だけとらえればタイムリーヒットだってファインプレーなのですが、やはり守備ですね。

 

高校野球は金属バットを使用しています。そのため打球が飛びやすくなっていて木製に比べてヒットが出やすいと言われています。そのためよく打高投低と言われるのです。これがプロに入ると木製バットに変化してイーブンになるのですが、どうしても高校野球では強い打球、速い打球が多くなってしまいます。

 

そうなった時に一番割を食うのは誰か。ピッチャーです。各チームのピッチャーは疲弊しながらも必死に戦います。そしてそれを見守るのが周りの8人です。その8人の「何とかして一つでもアウトを増やしてあげたい」「進塁を阻止したい」という気迫と献身性が伝わってきて

ああ~これやばい、泣くわ

となるのかな、と個人的には思っています。

プロ野球との違い

別に同じ野球なんですよ。プロだろうが献身性あるプレーはいくらでもあるわけで、それこそ2009年のWBCなんてすごいですよね。

 

ずっと不振だったイチロー選手を盛り上げようとチーム一丸となってプレーしていました。僕は当時小学生?中学生?くらいだったのですが授業中にテレビを点けて先生も一緒になってみた記憶があります。

 

あのタイミングでイチロー選手がセンター前にタイムリーを打って勝ち越したのはすごかったですし、「一塁に行った後ベンチを見たら絶対泣くと思って向けなかった」という言葉はいつ聞いても涙が出そうです。

 

ただ、高校野球と違うのはその選手が有名なのか、無名なのか、ということなのかもしれません。「アンダードッグ効果」というのがあります。同情やその他の理由から選挙などで負け濃厚陣営に意外と票が入るというやつですね。

 

プロの場合は「プロはうまい」という前提で見てしまいますからファインプレーを見ても泣くようなことにはならないのかもしれませんね。

 

別に高校野球の選手たちに同情しているわけでもアンダードッグと揶揄しているわけではないです。でも汗と泥にまみれて必死にプレーしてピッチャーを助けよう、勝とうとする姿勢はどうしたって胸を打ちます。

 

今年の甲子園も楽しみで仕方がないです。東邦高校センバツ優勝おめでとうございます!